夢織人・マリ・ミハラの夢通信

　７歳の舞ちゃんがそばで、九九の段は全部言えると言っています。小学校２年生の２学期で九九の段は習得することになっています。
　２３年前、一番大事な九九の段を覚えなければならない歳に娘をフランスに連れていってしまった。担任の先生は「８の段と９の段を逃してしまってスミマセン、向こうで覚えさせて上げてくださいと」は休みの許可を頂き、１１月半ばに送り出してくださった。私の手織りの展覧会をフラワーデザインをする友人と一緒にするために1ケ月の予定で学校を休ませて連れて行った。そのまま、忙しさで冬休みに入り、年が明けて学校に戻った娘は、すっかり九九を忘れていて、小学校卒業まで苦労したそうだ。